印鑑届書の資格について

印鑑届書の資格について

投稿記事by 金剛寺 » 2021年4月24日(土) 23:55

一般社団法人を設立にあたり、印鑑届書を作成しております。
この書類で、「資格」の部分に、「理事」があるのですが、代表理事以外が、印鑑提出者として、登録することは、問題ないのでしょうか?
金剛寺
 

Re: 印鑑届書の資格について

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2021年4月28日(水) 15:09

金剛寺  様

投稿ありがとうございます。
ご指摘の通り、印鑑届出書の用紙の印鑑提供者の資格欄には「代表理事」と「理事」のいずれかに〇を付けるようになっています。
一般社団法人には、理事会を設置する場合としない場合の二つがあります(一般法16)。理事会を設置しない場合は理事の過半数で業務の執行を決議します(同76)。そして、1人以上代表理事を置く旨を定款に定める場合を除いて、各理事が法人を代表して業務を執行します(同77)。つまり、代表理事は、理事会設置なら理事会(同90)で、理事会非設置なら定款の定めによる理事互選で選定され、代表理事を選び設けないなら各理事が代表します(が、代表理事ではありません)。
このように一般社団法人に代表理事がいるか否かは定款の定め次第です。理事会設置しない一般社団法人で、定款に定める理事の互選により代表理事を選定した場合、提出者の資格は「代表理事」ですが、定款に定めがない場合の資格は「理事」となります(登記も「理事」となります)。登記官は、申請書の資格欄の記載とともに、添付された定款、議事録をもって申請が適正性を確認します。理事の誰もが印鑑届出できるわけではありません。定款の定めによって代表権を有する者になれる者だけです。

                                                                        以上 星田寛
公法協相談員星田寛
 


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