2013年9月27日


米国助成財団の動向に関する調査ミッションを派遣(9/28~10/6)


わが国の助成財団が、市民社会において重要な役割を果たしてきたことは論を俟ちませんが、他方助成財団を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。
経済環境の変化、政府などの公的資金の拡大、営利企業による社会貢献の活発化などにより、助成財団の助成事業のあり方が、現在論議を呼んでいるところです。

米国では、資金を必要とする者に分け与える単なる慈善的な資金助成から、助成財団が自ら社会的課題を解決するための戦略的かつ長期のプログラムを策定し、これを実行できる地域や専門の市民団体と協働して事業を能動的に実施する方向に変わってきているといわれています。
ベンチャーフィランソロピー、プログラム関連投資(Program related Investment)、フィスカルスポンサーシップなどが一例ですが、資金提供の態様や助成者と被助成者の関係なども従来の伝統的なものから大きく変容しつつあるように見受けられます。

そこで、このような米国助成財団の最近の状況を調査研究し、わが国におけるより効率的な助成事業のあり方の参考とするため、公益法人協会は、9月28日から10月6日の日程で調査団を、公益財団法人「トヨタ財団」と共催で、ニューヨーク及びボストンへ派遣することにいたしました。

◆調査団員
  【団 員】
1. 太 田 達 男 (公財)公益法人協会 理事長 (団長)
2. 伊 藤 博 士 (公財)トヨタ財団 常務理事
3. 勝 山 英一郎 (公財)大阪コミュニティ財団 事務局長
4. 岸 本 幸 子 (公財)パブリックリソース財団 専務理事・事務局長
5. 川 村 和 男  (公財)加藤記念バイオサイエンス振興財団 事務局長
6. 高 橋 陽 子 (公財)日本フィランソロピー協会 理事長
7. 戸 田 幸 典 (公財)京都地域創造基金 専務理事・事務局長
8. 仲 摩 信 行 (公財)Wesley Foundation 理事
9. 本 川 美登里 野村證券株式会社 金融公共公益法人部 財務戦略課 課長
10. 増 井 暁 夫 (公財)旭硝子財団 研究助成部長
11. 茂 木 義三郎 (公財)三菱財団 常務理事
  【同行講師】
12. 大 西 たまき University of North Carolina at Greensboro
              Department of Political Science/
               Master of Public Affairs Program Assistant Professor
13. 小 林 立 明 ジョンズ・ホプキンス大学市民社会研究所
               国際フィランソロピー・フェロー 
  【事務局】
14. 青 尾   謙 (公財)トヨタ財団 国際助成グループリーダー
15. 白 石 喜 春 (公財)公益法人協会 調査部

◆主な訪問先
  【ニューヨーク】
1. フィランソロピー・ニューヨーク
2. インディペンデント・セクター2013年次カンファレンス
  (日米助成財団交流会)
   - 米日カウンシル
   - フェアーフィールド・カウンティ・コミュニティ財団
   - W.K. ケロッグ財団
   - ハワイ・コミュニティ財団
3. ヘンリー・ルース財団
4. アメリカン・エキスプレス財団
5. フォード財団
6. ニューヨーク・コミュニティ・トラスト
7. ロックフェラー・ブラザーズ基金
  【ボストン】
8. エフェクティブ・フィランソロピー・センター
9. フィッシュ家族財団
10. ヘルス・リソーシーズ・イン・アクション
11. フィランソロピック・イニシアチブ
12. ボストン財団
13. エフエスジー