2013年5月21日


池田守男・前公益認定等委員会委員長が逝去


内閣府公益認定等委員会の初代委員長で、資生堂元社長の池田守男氏が5月20日、腎臓がんのため逝去されました。76歳でした。

池田氏は、2007年、内閣府公益認定等委員会が発足すると同時に同委員会委員長に就任、2期6年を務められました。
常に民間公益活動を高く評価し、推進する立場から大局観のある認定・認可の審査に臨まれていました。

2011年の東日本大震災の直後、委員長メッセージとして、
「この国難とも言うべき今、何ができるか、何をなすべきかという視点から、これまでの活動にこだわることなく、是非ともこれまで培ってこられた専門的知見や経験、財産を活かし、被災者支援や震災復興に役立つ形での活動や寄附などに資源を振り向け、取り組んでいただきたいと思います」
と、公益法人、一般法人および特例民法法人へ呼びかけました。

公益認定等委員会としても、
「法人の皆様の気持ちに応えるべく、被災地支援や震災復興に役立つ形での寄附やさまざまな活動を行うために手続きが必要な場合には、積極的に協力させていただくことをお約束申し上げます」
「それぞれの立場でできることに是非取り組んでいただき、力を合わせて今回の震災から立ち上がっていきたいと考えています」
と、全面的バックアップを表明しました。

この言葉に、公益法人関係者は奮い立ち、どれほど励まされたことか計り知れません。

当協会が、昨年11月に開催したシンポジウムでは、来賓としてご挨拶をいただきました。
「公益認定等委員会は、常に法人の目線で、法人の立場に立って考えていきたいと、委員会の中で、また事務局の中で徹底させていただいています」
「柔軟かつ迅速な審査を進め、スムーズに公益認定されるように、サポートも積極的にさせていただくということを、私どもの思いとさせていただいています」
「各法人とも新たな使命・役割を持ち、さらに幅広く奥行きのある事業活動を展開していただくことを大いに期待しています。私ども委員会としましても、皆さんのお手伝いをさせていただく、その精神でいっぱいです」等々、
持論の “サーバント・リーダーシップ” の精神と、終始一貫「民による公益の増進」の立場からご発言されていました。

民間公益活動の推進、発展に果たされた多大なご功績を偲び、ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。