2010年11月17日


JACEVOが年次大会を開催(11/14)


 一般社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)では11月14日、東京・千代田区の全日通霞が関ビルで年次大会「『新しい公共』の今後の行方~公共サービス改革とその担い手~」を開催しました。
 今回の年次大会では、「新しい公共」を提唱し、民主党「新しい公共調査会」会長として、「新しい公共」推進の立場にある鳩山由紀夫氏が、1時間にわたり基調講演を行いました。
 鳩山氏は、「新しい公共」は「官」だけが担うのではなく、社会全体として応援しようという価値観であり、市民、NPOの活動を側面から支援することが21世紀の政治の役割、などと述べました。また、新しい公共を伸ばすための施策として、寄附税制の見直しの重要性に触れ、所得税の税額控除制度の導入、認定NPO法人の要件見直しなどについて言及した上で、「新しい公共」を国民に広く認知してもらう工夫を考えることやNPOの信頼醸成を図るための環境整備を行うことなどが今後の課題としました。

(鳩山由紀夫氏の基調講演)

 続いて、後房雄氏(JACEVO代表理事、名古屋大学大学院法学研究科教授)の進行によりパネルディスカッションが行われ、パネリストには、菅直人総理の召集により新たに発足した「新しい公共」推進会議の構成員である女性・市民コミュニティバンク理事長の向田映子氏と、JACEVO執行理事兼事務局長の藤岡喜美子氏のお二人と、JACEVO代表理事の一人でもある太田達男・公法協理事長が登壇、サードセクターの意義と役割、非営利団体の人材育成の問題やフルコストリカバリーの問題、日本のサードセクターの力量形成の重要性など、今後のサードセクターの課題などについて、フロアとの質疑を交え活発な意見交換が交わされました。

(パネルディスカッションの様子)

 当日は特定非営利活動法人、公益法人を中心とした非営利団体関係者、研究者、マスコミ、行政関係者ら53名が参加、登壇者の発言に熱心に耳を傾けました。
 大会当日の模様は、JACEVOウェブサイトで近日中に掲載の予定です。
http://www.jacevo.jp/

 なお、JACEVOでは年次大会の後、第2期通常総会を開き、なるべく早い段階で公益社団法人として移行申請することを決めました。