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2019年07月09日


「公益法人ガバナンス・コード(案)」に関する意見募集について


 「民による公益の増進」を掲げた新公益法人制度が施行されて10年、認定法人の新規設立数の伸びは鈍いものの、日本社会の公益セクターの中で着実に活動を展開しています。その一方で、法人運営の過程で不祥事が発生し、行政庁からの報告要請や勧告、さらには認定取消しにいたる事案も発生しています。スポーツ界では相次ぐ不祥事の再発防止策として、スポーツ庁が中央競技団体向けに、「スポーツ団体ガバナンス・コード」をとりまとめ、また自民党行政改革推進本部では昨年末以来、公益法人等のガバナンスの在り方を検討するためのプロジェクトチームを立ち上げ、各団体から意見聴取を実施しています。
 近時、営利企業のみならず、そのガバナンスの在り方が問われており、公益法人界も例外ではありません。むしろ公益認定を受け、税制上の恩典を受けた社会的存在として、国民の信頼に足る組織であることが求められているといえます。公益法人が持続的に成長し、活動するためには、当局からの規制によるものではなく、民間公益活動を実施する主体として、そのガバナンスについて、自らが襟を正し、自律的な取り組みが必要であるといえます。
 公益法人協会ではこのたび、上記のような問題意識から、公益法人の健全な運営の確保、自らの法人のガバンス体制について改めて考える機会とするための支援ツールとして「公益法人ガバナンス・コード(案)」を取りまとめました。
 同案は、協会内の常設委員会である法制委員会及びコンプライアンス委員会の数次にわたる議論の末まとめたもので、①「公益法人ガバナンス・コード(案)の作成について」、②「公益法人ガバナンス・コード(案)」の2部からなっており、②は「公益法人の使命と目的」「誠実性・公開性」「理事会の有効な運営」など8つの原則を設け、それぞれの原則について、「考え方」を示し、その「根拠」と「推奨される運営実務」を示して記載しています。①と②は以下のとおりです。

①公益法人ガバナンス・コード(案)の作成について(考え方)
 ⇒ PDFファイル
②公益法人ガバナンス・コード(案)
 ⇒ PDFファイル

 つきましては、①の作成についての考え方、および②の「公益法人ガバナンス・コード(案)」をご高覧いただき、以下のURLの「意見提出フォーム」より、ぜひご意見を賜りますようお願い申し上げます。皆様からのご意見を踏まえた上で、最終決定版とし、関係方面へ周知の予定です。ご多用のところ恐縮に存じますがご協力賜りますようお願い申し上げます。

<<<意見提出フォームはこちら>>>


<参考:ガバナンス・コードとは>
 ガバナンス・コードとは、営利・非営利組織を問わず組織の持続的成長、社会における組織の存在意義の向上のため、自律的に作成した行動規範を言います。
 わが国には、会社の企業価値の向上のために、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえたうえで、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組みである「コーポレート・ガバナンス・コード(PDFファイル)」や、自律的に作成されたのではない、スポーツ庁による「スポーツ団体ガバナンスコード(PDFファイル)が先ごろ策定されました。また、英国、米国には、非営利組織のための「チャリティ・ガバナンス・コード(PDFファイル)」や「自主規制要綱(PDFファイル)が存在します。

【意見募集期間】
 2019年7月9日(火)~7月22日(月)

【意見募集にお答えいただく前に】
法人の理事または事務局責任者の方にお答えをお願いいたします。
・ ご記入後、回答された内容の確認画面は表示されませんので、ご了承ください。
・ 意見提出フォームをご利用になる場合、Google Chrome、Safari、Firefoxを推奨いたします。
・ 記載いただいた個人情報は、ご意見の内容を確認するために使用させていただき、本案の内容の充実以外の目的には使用いたしません。

【連絡先】
公益法人法制・コンプライアンス合同委員会事務局
担当:白石(shiraishi@kohokyo.or.jp)