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2005年12月15日


「ガイドスターアライアンス」、ロンドンで第1回大会開く


 ガイドスターアライアンス(GuideStar Alliance)は、米国のNPO専門の情報公開機関ガイドスター(GuideStar)が主導する「市民社会組織情報システム(Civil Society Information Systems CSIS)」を採用する各国から構成される機関であるが、その第1回の大会が去る12月8、9の二日間ロンドンで開催された。

 参加国は英米、独、ハンガリー、インド、南アフリカ、カナダ、オランダ、イスラエル、パレスティナ、韓国、アイルランド、バルバドス、トリニダードトバゴの14ヵ国および日本からオブザーバーとして、笹川平和財団 の委託により当協会理事長太田が参加、合計60名を超える会議となった。

 参加国のうち英国は3年前から開発に着手、政府の全面的協力を得てすでに作業を終え、現在イングランド、北アイルランドの全チャリティ17万弱の情報がガイドスターUK(英国籍のチャリティ)のウェブサイトにより公開されている。また、独、ハンガリー、南アフリカ、インドの4カ国はすでに導入を決定、それぞれガイドスターの現地拠点が設置され現在システム開発中の段階である。

 これらの国に共通して言えることは、①現地の有力NPO等が母体となって実施機関を作ること②当該国の実情に合わせた情報開示システムを、ガイドスターの技術指導の下開発すること③データソースの提供や開発資金の支援など当該国政府が全面的に支援していることなどがあげられる。

 公益法人制度改革にあわせて、わが国でも非営利法人のデータベース構築とこれを一般国民が十分理解できる情報として加工し、公開することが不可欠となる。さらにはこの情報を土台として、米国のような非営利法人評価機関設立の基盤も整備されることとなる。

 これから検討しなければならない道のりは長いが、残された時間は決して長くない。そんな思いを抱きつつ、3日間の滞在を終えあわただしく帰国した次第。 (太田)