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2004年02月04日


「制度改革に関する有識者会議」第4回開催


 公益法人制度改革に関する有識者会議の第4回会議が2月4日午前、虎ノ門第10森ビルで開催されました。

 会議では、まず星野英一東大名誉教授が「法人制度上"公益性"を判断する意義」「"公益性"を有する非営利法人の捉え方」をめぐってレクチャー、その後、質疑応答、討議が行われました。

 星野名誉教授は、おおむね次のような項目に沿ってレクチャーを行いました。

  (1) 法人制度上「公益性」を判断する意義

   ① 「公益性」を有する法人を法律上非営利法人一般から区別して扱う必要性
   ② 「公益性」があるか否かの判断の2段階(設立段階、設立後の段階)
   ③ 「公益性」の判断は、個々の事業について行えば足りるか(「疑問」)

  (2) 「公益性」を有する非営利法人の捉え方

   ① 「公益性」判断の要件を考えるに当たっての視点(客観性、柔軟性などについて)
   ② 「定義」の仕方、「目的」の考え方、「公益性」を有するものと判断するための要件
   ③ 「公益性」を有する非営利法人

     ・「公益」の法律上の意味
     ・「中間法人」との関係
     ・「非営利法人」への一本化(「非営利法人」に一本化することの適否
       ―相当性格の違うものが含まれることになる―)

  (3) 一つの試案

    「社員及び役員以外の不特定多数人の利益を図ることを目的とし、かつ営利を目的としないもの」を「公益法人」とする。

    「公益法人」は、「その行う公益活動を遂行するために必要な限りにおいて、社員、役員その他当該公益活動に参加する者の能力の向上、社員の懇親、同種の公益法人との連絡その他の事業」を行うことができる。

 次回会議予定は2月23日(月)。第4回に引き続き「法人制度上"公益性"を判断する意義」、さらに「公益性を取り扱う仕組みのあり方」について討議が行われる予定です。


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 ★有識者会議の議事概要及び資料は、行革事務局ホームページで公開されています。