曲がったことはしたくない! ―さわやか福祉財団筋を通す―

 さわやか福祉財団はこのほど、主務官庁(共管)である厚生労働省と文部科学省から、最初の評議員の選任方法について認可を取得しました。選任方法は現評議員会で移行後の最初の評議員を選任するという方法です。
 ご承知のように、最初の評議員選任は主務官庁の認可を受けて理事(会)が定めるところによると法律で規定されているところですが、昨年10月内閣府はその方法として中立的機関が選定する方法及び中立的な事業体に選任を委任する方法を示し、各主務官庁に連絡しました。その理由として特定の団体や勢力の関係者に評議員が占められると、その後の運営が特定勢力等の利益に偏る蓋然性が高くなるという理由でした。各主務官庁はこの連絡を金科玉条として中立委員会方式しか認めないとの方針を打ち出しました。当協会は、主務官庁である総務省鳩山大臣宛現在の評議員会が選任する方法も認めるべきとの要望書を11月20日付けで提出しました。然るに、同省は中立委員会方式以外は絶対に認めないという強硬な姿勢に終始したため、当協会は原案を変更し中立委員会方式とする苦渋の決断をしました(12月16日付日記)。
 堀田力さんが理事長を務めるさわやか福祉財団も、昨年12月1日に主務官庁に現評議員会が最初の評議員を選任するという方法で申請したところ、厚生労働省はこれを了としましたが、文部科学省の原局は了解したものの、官房レベルではこれを認めないとする強硬姿勢が続き膠着状態になりました。しかし、これに屈せず粘り強く折衝を続けられた結果、申請日から6ヶ月も経った5月になりようやく現在の評議員が選任する方法を認可するという通知を受けたとのことです。
 現在の評議員会が選任すると特定者の利益に偏するという理屈で、公正で識見豊かなさわやか福祉財団の現在の評議員を侮辱するに均しい筋の通らない、しかも法律にない指導は認めないとする堀田さんの、文字通りさわやかな姿勢に心から敬意と喝采を送りたいと思います。

by 公益法人協会 
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