「一緒に音楽をやろう!」1972年、指揮者・小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして、新日本フィルハーモニー交響楽団は誕生しました。

1997年より墨田区に本拠地を移転し、「すみだトリフォニーホール」で日常の練習と公演を行う日本で初めての本格的フランチャイズを導入しました。クラシック音楽のコンサートを行う一方で、映画音楽などのジャンルの異なる演奏会も行い、オーケストラに親しみを持ってもらうことも意識しながら活動を行っております。また地元の学校、各種施設での地域に根ざした演奏活動も新日本フィルにとって非常に大切な活動となっています。

 

新日本①

 

現在、新日本フィルの収入内訳は下記の通りとなっており、総収入(約11億円)のうち7割が「出演料」「チケット収入」「協賛金」などの営業的な収入、残りの3割を公的助成、民間寄付という支援金をいただくことで成り立っています。

新日本②

理想としては、出演料収入やチケット収入など、楽団の活動による収入で全ての活動経費を賄えればいいのですが、実際には企業、個人の皆様から総収入のうちの10%を超えるご寄付(上記収入内訳の「パトロネージュ支援」)をいただくことで成り立っています。加えて最近では、プロボノ*という形で支援をしてくださる企業もあり、芸術活動を進めていく上で、非常に大切な力となっております。

 

そして、こういったご寄付をいただくことで、「芸術性を追求する公演」、「クラシック音楽の普及を目指した公演」、「学校や施設などでのアウトリーチ活動」などを行うことが出来ております。音楽によって日々の生活が、より潤いのあるものになり、幸せを感じていただけるようになることが私たちの最大の使命だと思っております。

 

新日本③ 新日本④

音楽は身になるものではないかもしれません。しかし、音楽は、きっと人々の力となり、助けとなります。私たちは、皆様の生活の中に少しでも寄り添える存在であり続けたいと考えています。

先日、「今年の最大の出会いは新日本フィルとの出会い」と言ってくださったお客様がいらっしゃいました。「音楽には疎いけれども、地域に根差した活動をされていることに共感した」と支援してくださいました。その後、公演に足を何度も運んでいただき「こんなに感動する音楽に出会えるとは!」と嬉しいお言葉をいただきました。

私たちが行っている一つの活動に賛同してご支援していただいたことがきっかけで、その方の生活の中に今までとは違った潤いをもたらすことが出来たとき、そして寄付をしていただいた方にも、そんな風に想っていただけたとき、本当に嬉しく、寄付の力を感じます。

多くの方に新日本フィルの未来に対してご支援、ご声援いただいていることに改めて感謝申し上げます。

 

*プロボノ・・・職業上の専門知識や技能を生かした社会貢献活動

 

公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団

理事長 宮内 義彦

HP: http://www.njp.or.jp/

パトロネージュについて:http://www.njp.or.jp/patronage/index.html