臨床心臓病学教育研究会は、1985年社団法人設立以来『医患共尊〜医師も患者も互いに尊敬し、信頼に基づく医療を〜』をモットーとし、「医師や医療関係者は自らの研修に励むと共に、患者や一般の人々に対しても積極的に疾患の所見や診断、あるいは治療についての詳細な説明を行わなければならない。」との考えに基づいて活動を行っております。

 

1989〜2014年までの寄付総額:216,248,409円(2014年度は5,233,000円)と会員の会費、医療者向け研修事業をもとに民間性を保ち活動を行っております。

 

2010年公益認定を受けて以来、事業は全て下記3つの公益目的事業です。

1.医療従事者(医師、歯科医師、薬剤師、研修医、看護師、臨床検査技師、医学生等)の能力・資質向上を図るための研修等事業

*「人が人を診る」ことを医療の原点とし、機械任せにしない診察のための「患者を診る(視診)、触れる(触診)、聴く(聴診)」のトレーニング、心電図を理解し診断、看護に役立てるための研修、チーム医療の一員として活躍が期待される薬剤師への医学講座、最新の知識を学ぶ「臨床心臓病研修会」(年9回)

01実習

(『視診・触診・聴診トレーニング』心臓病患者シミュレータ「イチローII」を使った実習

頸静脈の視診をしているところ)

 

2.一般市民を対象にした生活習慣病予防のための知識普及・啓発事業

*生活習慣病研修会(年9回無料)

 

3.臨床心臓病学に関する医師、看護師及び医学生向け海外研修の参加費用助成事業

*慢性疾患の増加を考慮し、緩和ケアの概念、実態を学ぶため年1回看護師4名をオーストラリア緩和ケア研修に派遣

この他医療者・一般の両者を対象とした夏季セミナーを年1回無料開催するなど、これら事業を30年にわたりたゆまず行って参りました。また、2012年、ミャンマーの医師が入会されたことをきっかけに同年「ベッドサイド診察法」「心臓脳蘇生法」「心電図症例検討」を2015年2月と8月には「心エコー」の講義をヤンゴンで行い、新たな助成事業の柱として今後も行う予定です。

02Myanmar

(ミャンマーでの心エコー 特別講義 2015/8

実際の患者さんの心エコーをもとに解説する当法人理事(右端))

 

法人活動の全てを、26年間延べ3000件を超える寄付により支えられ実施して参りました。皆様に深く感謝し、お礼申し上げますと共に今後とも一層のご支援をお願い申し上げる次第です。

 

当法人の原点は、アメリカから帰国した髙階經和現理事長が1967年に始めた講演、研修活動です。「アメリカでの臨床教育を日本の医療者に広め、一般の方に最新の正しい知識の普及」を目指す活動の趣旨に賛同した12名の医師が中心となり、1985年髙階經和を会長とし社団法人臨床心臓病学教育研究会を設立致しました。http://www.jeccs.org