教誨師の「誨」の文字は常用漢字表にないため、多くの方にきちんと読んでいただけません。教誨師の活動内容が世間に理解され、振り仮名をつけなくてもすんなり読んでいただけるようになることを願っています。

教誨師は僧侶や神父、牧師、神主などの宗教家で、刑務所や少年院に収容されている受刑者や非行少年に対し宗教的信条を背景にした講話等を行い、改善更生へつながる活動をしています。その活動は完全なボランティアです。全国教誨師連盟は教誨師が良い教誨活動を行えるように教誨師研修等の活動をしています。

1,850名の教誨師が刑務所、少年院など全国137の矯正施設に出かけ、年間15,000回以上の教誨を行っています。教誨はすべて受刑者や非行少年の希望によってのみ行われます。その形態は希望者を集めて行うグループ教誨とひとりに対して行う個人教誨があり、グループ教誨は教宗派ごとに行う教宗派別教誨と盆会、彼岸会、大払い式、クリスマス会などの宗教行事があり、個人教誨には個人の悩みを聞き相談に乗る個人面接、親や被害者の供養のための読経・焼香などがあります。このほかに、矯正施設が行う改善指導、矯正教育の講師等としても活動しています。

教誨師は受刑者や非行少年と「一対一」又は「一対多」で活動するため、それが相手にきちんと伝わっているのかが解らず、独りよがりの教誨に陥る恐れがあるため研修を受け、より良い教誨が行えるようにすることは極めて重要です。

全国教誨師連盟ではこの教誨師研修を毎年、中央と全国8か所の地方の計9回実施し、全ての教誨師がより良い教誨を行い、ひとりでも多くの受刑者や非行少年が改善更生し、2度と刑務所や少年院に入らず普通の社会人として生活することを願い、安全・安心な社会の実現に貢献しています。

教戒師

(教誨師中央研修会の研修風景)

 

この教誨師研修会開催に要する約2,000万円の資金は、教誨師本人及び善意の寄附金によって賄われています。寄附金は、教誨師の所属する教宗団や教誨活動に深いご理解を頂いている一般の教宗団、企業、個人の皆様からいただいています。全国教誨師連盟は税額控除対象法人として認定されていますので、今後は個人の皆様からの寄附募金にも力を入れるようにしていきたいと思います。

教誨師の活動は塀の中での活動であり、一般の方には見えない活動ですが、罪を犯した人たちの更生を図り、犯罪や非行のない安全・安心な明るい社会をつくるために貢献していることにご理解いただければ幸いです。

皆様の御寄附のお蔭で、毎年中身の濃い研修会を開くことが出来ておりますことを深く感謝申し上げますと共に、今後も更に教誨師活動にご理解いただき、引き続き御寄付をよろしくお願い申し上げます。

 

 

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