1.寄付金受入状況について <平成26年度実績:合計10,836,931円>

○企業・団体並びに個人からの会費収入     <4,680,000円>

○企業・団体からの事業協賛寄付金収入     <4,047,000円>

○花修景事業寄付金収入            < 289,693円>

○※文化財保護募金              <1,820,238円>

→東京国立博物館にて開催されたキトラ古墳壁画展(H25.4/22~5/18)における募金(寄付金)について文化財保護募金として当財団が拝受。

 

2.寄付を原資とする事業について

当財団は、飛鳥地方に残る貴重な歴史文化遺産の保存・活用、そして古都における歴史的文化遺産の重要性を啓発し、後世に引き継ぐことを目的に活動しております。

会費収入並びに事業協賛寄付金については、普及啓発事業<講演会・セミナ-開催、広報紙発行等の情報発信、飛鳥地方をフィ-ルドとした各種イベント実施等>、及び文化財保存事業<景観形成維持の為、無住社寺等に対する修復助成事業>などの事業に充当しております。

(花修景事業は下記参照)

 

○活動紹介 <歴史的風土の保存及び活用に関する景観向上事業-歴史的風土花修景事業>

さて、今回ご紹介いたしますのは「小さな輪を広げて ~飛鳥駅前景観向上への取組~ 」と題しました花修景事業についてです。

飛鳥(明日香村)の玄関口である近鉄“飛鳥駅”は年間20数万人の乗降があり、飛鳥来訪時の第一印象として感じていただける空間・場所であります。美しい飛鳥の風土と景観を維持するため、花や緑などによる「飛鳥らしさ」の演出を行おうと考え、地元住民・この駅を最寄り駅とする高取国際高校の生徒さん・ボランティアグル-プ等の協力を募り、現在、「みんなでつくる飛鳥駅前花風景の会サポ-タ-」メンバ-と共に連携し、飛鳥駅前の景観整備を行っております。具体的には除草作業はもとより、万葉の花(ベニバナ、桔梗、レンゲ、ナデシコなど)植栽、ヒガンバナ球根植付、そして奥飛鳥で開催される案山子コンテストの案内を兼ねた駅前案山子設置など、玄関口としての役割とともに、飛鳥を感じていただく演出を行っております。最近では、一画に小さな畑を設け飛鳥に所縁ある作物「生姜」などをつくり、その活用の検討も行っております。

飛鳥①

(作業風景)

飛鳥②

(なでしこ)

飛鳥③

(地元高校生出展 かかし)

なお、本事業には飛鳥来訪者の協力寄付金並びに飲料自動販売機による募金(寄付)を活用しております。飲料会社並びに地域関係機関にも呼びかけ、現在、明日香村内で計32台の募金型飲料自動販売機が稼働しており、売上金の一部をご寄付いただいております。我々事務局ではサポ-タ-の方々と、おもてなしの気持ちとともに美しく維持される景観を励みに、未だ未だ小さな輪でありますが少しずつ輪を広め、歩んでいければと考えております。飛鳥を訪れられた方、これから飛鳥を訪ねようとされている方へ、明日香村内で買われた飲料一本が飛鳥駅前景観の維持に役立っています。間接的な形での寄付となりますが、日々我々の活動の支えとして役立っていることに感謝致しますと共に、本事業に協力賛同いただいております飲料会社様にこの場をお借りし、あらためて御礼申し上げます。

飛鳥④

(飛鳥駅前 募金型飲料自販機)

 

当財団は昭和46年、開発危機に瀕した飛鳥の貴重な文化遺産を守るために発足。飛鳥地方における歴史的風土及び文化的資産の保存及び活用を図るととともに、古都における歴史的風土に関する国民の認識を深め、広く国民的立場で文化の向上発展に寄与することを目的とする。この目的達成のため、運営各施設(飛鳥総合案内所、飛鳥の宿「祝戸荘」、高松塚壁画館)をはじめ、無住社寺等修復助成などの「文化財保存事業」、各種講演会・広報紙発行などの「普及啓発事業」など、長年にわたり古都・飛鳥の保存活動を進めています。これら財団事業に必要な資金は主に会員(法人・個人)の方々からの会費及び事業収入を充てておりますが、今後も継続してこれらの活動を維持し、充実させるためにもより多くの皆様のご支援が必要でございます。日本人の心のふるさと “飛鳥”その保存と未来のために、当財団の活動にご理解とご賛同いただきますようお願い申し上げます。

HP : http://www.asukabito.or.jp