江戸末期、漁に出て遭難した万次郎と、彼を救助し、米国で教育の機会を与えたホイットフィールド船長の子孫達は、代々175年もの長きに渡り交流を続けています。こうした草の根の市民同士の交流を広げていくことを目指し、弊財団は1991年から毎年「日米草の根交流サミット大会」を日本と米国で交互に、場所を変えながら開催しています。

草の根交流サミットは、ホームステイを含む約一週間のプログラムで、職業、言語レベルなどにかかわらず、若い方から高齢の方まで、どなたでも参加できます。日本と米国の参加者、ボランティア、ホストファミリー、実行委員会スタッフなどとして関わった方々を全て含めると、これまでに4万人以上の方がこの草の根サミットを通して国際交流を体験したことになります。

この草の根サミットを支え、実現に導いているのは、経済的に支援してくださっている複数の企業や個人の皆様からの寄付、賛助会費にほかなりません。弊財団の収入の約8割を占めるのは寄付金です。30社を超える企業と、こうした交流を大切に感じてくださっている約100名の個人の皆様からのご寄付や賛助会費が、過去25年間の活動を支えてくださいました。

ボランティアとして社員を送ってくださった企業、参加者という形で社員を草の根サミットに送ってくださった企業も少なくありません。また、複数の助成財団・社団法人等からは、助成金という形で、若い方々のサミット大会参加を支援してくださいました。参加した中高生・大学生の皆さんは、ほとんどが始めての海外であり、見るもの体験することの全てが新鮮で、ホームステイや数々の文化交流、学校での交流を通し、一生忘れなれない体験をしています。この参加が、その後の留学など、彼らの進路に大きく影響を与えているケースも少なくありません。

ジョン②

(日本人でもなかなかできない体験の数々)

弊財団は、国や自治体からの補助金は受けておらず、また一企業が設立した所謂企業財団でもありません。ご寄付や賛助会費なしの運営は考えられないのです。企業の皆様は大切な収益の中から、個人の皆様は生活費の中から、弊財団へご寄付をくださっている訳ですから、その浄財を決して無駄にしないよう、私達事務局はこの事業を良いものにしなければならないという義務を負っております。来年2016年は米国アトランタとその周辺地域で、2017年は日本の奈良県の各地で草の根サミットを開催します。ご支援くださっている全ての企業・個人の皆様の期待に沿うような、意義深い大会とするよう尽力いたします。

 

ジョン①

(年齢・職業を問わず誰でも参加できる草の根サミット)

ジョン③

(石巻とダラスの少年野球交流)

 

ジョン④(i)

(シーファー駐日大使と気仙沼の中学生たち)

 

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