DV被害や子ども時代からの虐待経験は心に深い傷を抱えます。矯風会ステップハウスでは被害からの回復のために安心して過ごせる生活の場を提供しています。被害から逃げ、新しい生活の準備をする場でもあり、そのような女性たちの生活を支えるために衣類や食品などご提供いただき感謝申し上げます。女性たちの回復に向けたプログラムなども行い、開設から15年で450名の女性たちが利用されました。女性の権利を守る活動をこれからも続けて行きたいと考えています。

婦人

(元利用者Nさん)

私は、長年に渡る夫による暴力から逃れて、「矯風会ステップハウス」にやってきました。

最初は慣れない共同生活でしたが、時とともに、語り合える仲間もでき、落ち着きと安らぎを感じられるようになりました。ランチクッキングでは、料理の得意なボランティアさんから、特製のレシピを教えてもらって、ワイワイ言いながら、おいしく食べました。夫には、いくら料理を作っても、「まずい」と言われ、殴られました。ゆっくり食事を楽しめる日が来るなんて、思ってもいませんでした。

夫からのDVによるPTSDで、他人を信じられなくなっていたけれど、「もう一度、自分で人生を歩みたい」と思えるようになりました。

そしてメーク講座では、講師とのかけがえのない出会いがありました。単にメークの技術を学ぶだけでなく、鏡を通じて自分自身と向き合うこと、自分のいいところを見つけて伸ばすこと、キレイになった仲間と褒めあうこと。メーク講座は、自分を認め、自身を持つ大切さを教えてくれました。

ステップハウスでの暮らしを経て、私はアパートで1人暮らしを始めました。そして、講師が開催している、女性施設のメーク講座で、講師のアシスタントをしています。

 

(ステップハウスの様子)

婦人①

婦人② 婦人③