1.大阪コミュニティ財団の寄付受入れ状況

大阪コミュニティ財団は、社会貢献をしたくても単独で財団(基金)を設立・運営する際のコストや手間(設立の手続き、財産管理、理事会・評議員会運営、助成事務等)の点で荷が重いと感じる中小企業や個人の方々からの寄付を中心に受け入れ、助成先であるNPO法人等の公益活動団体等との橋渡し役を担っています。1991年の設立以来、財団内に設置された基金は246件、累計金額は36億7千万円。それらを原資に行った助成は累計で件数は2164件、金額で11億3千万円にのぼります。寄付金はいくらからでも受け入れ、多いものでは数億円の基金もあります。

2.寄付金の使途

財団への寄付金は寄付者のご希望に沿う形で活用されています。たとえば、親をがんで亡くしたのでがんの研究に役立ててほしい、あるいは高齢者の福祉に役立ててほしい、東南アジアの学校建設に使ってほしい、といった「お志」に基づき、基金ごとに助成分野を定め、そうした公益事業をおこなっている団体に助成しています。

3.届く助成団体からの感謝の声

財団から助成を受ける団体は、「社会に役立ちたい」との高い志を持ち、実行力があっても資金面で不安を抱えるところばかりです。こうした団体の多くは、助成があってはじめて予定している事業を行えるという状況ですので、助成への感謝の思いは強く、助成金を有効に使っていただいています。

たとえば、

「活動費が捻出できなくて本当に大変だった。そんな時に助成の通知をいただき、これで活動が継続できると思わず泣いてしまいました。」

~ぽかぽか広場(奈良県)「ダウン症乳幼児の親子サポート事業」(ダウン症赤ちゃん体操普及基金より助成)~

「難病の再発性多発軟骨炎(RP)について、初めて実態調査を行うことができました。これまで、わが国にはRPに関するまとまった資料がなかったので、患者はもとより、治療する医師からもとても参考になるとの声をいただき、重宝しています。」

~再発性多発軟骨炎(RP)患者会(福岡県)「再発性多発軟骨炎(RP)患者実態調査報告会と報告書の作成事業」(難病対策基金より助成)~

「震災後途絶えた気仙沼市四ヶ浜地域の4集落対抗運動会を3年ぶりに復活。地域住民や高台移転者が集い、絆を深めることができました。恒例行事にしたいと願う声もあがり、運動会をきっかけに、住民間の交流が促進できればと期待しています。」

~NPO法人日本国際ボランティアセンター(東京都)「四ヶ浜地域における集落対抗運動会の復活事業」~(野の花友愛基金より助成)

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「テントの設営や夕食・朝食での自炊、集団での宿泊等の体験を通し、日常と異なる環境で他者とコミュニケーションしながら自立心を養い、自己表現する経験を積むことができました。」

~NPO法人チットチャット(大阪府)「障がい者(児)のためのイルカふれあい体験ツアー」~(山口淑子友愛基金より助成)

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<公益財団法人 大阪コミュニティ財団とは>

1991年、日本で初めてのコミュニティ財団として、大阪商工会議所が設立。企業・個人等から寄付をいただき、寄付者の意向に沿って、非営利団体への助成、奨学金の支給、研究助成、顕彰を行っています。2015年度は181件、総額9,099万円を助成しました。

所在地:大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所ビル 06-6944-6260

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http://www.osaka-community.or.jp/contents/fund/index.htm