まずはじめに、当財団へ古本等をご寄贈下さいました、たくさんの支援者に御礼申し上げます。この場をお借りし、感謝の言葉と、皆さまからご寄贈いただいた古本等が、どのように活用されているかご説明させていただきます。

私たち(公財)オイスカ四国支部では、皆さまから寄贈いただいた古本を再利用し、「子供の森」計画の支援へ積極的に取り組んでおります。「子供の森」計画は、公益財団法人オイスカが 1991 年に途上国支援の一つとして開始したプログラムで、「地域の中心」である学校という拠点を活かし、子どもたちによる植林活動や環境教育活動等を支援し、「自然を愛する心」を育みながら地球緑化のための活動を進めていくことを目的としております。今年 25 周年を迎えたこのプログラムは、かつて子供として参加していた活動を、今は親となり自分の子供と一緒に参加しているという人がいらっしゃるくらい長く続いています。現在、海外 36 の国と地域で展開しており、子どもたちの家族や地域住民へ、活動の輪が広がっております。

ここでわかりやすく説明しますと、古本4冊(買取価格が1冊50 円の場合)が苗木1本に相当し、もし 6,000 冊集まると、1つの学校で行う「子供の森」プロジェクト全体の支援(一年間)を行うことができます。

当四国支部では、2015 年よりオイスカ高松推進協議会が「子供の森」計画お助け隊を結成して、古本の回収に力を入れており、2016 年度(11 月末時点)は、2,150 冊の古本を寄贈いただきました。皆さま、本当にありがとうございました。

「子供の森」計画お助け隊ユニフォーム

「子供の森」計画お助け隊ユニフォーム

皆さま、ご協力ありがとうございます。

皆さま、ご協力ありがとうございます。

 

苗木は、ただ植えられているわけではなく各国の環境等に応じ独自の活用方法でいろいろな場で役立っています。ここで、皆さまから子どもたちへプレゼントされた苗木がどのように活用されているか、一部ではございますがご紹介いたします。

海岸には、高波や土壌侵食を防ぎ豊かな漁場を取り戻すため、「海の森」といわれるマングローブを植林しています。また、学校の敷地には、その場所に適した果物等を植えて、子どもたちの栄養改善に役立てています。そして、教室が足りない国々では大きく育って葉を繁らせた涼しい木陰が授業の場として使われています。

フィジーの子供たち(マングローブ)

フィジーの子供たち(マングローブ)

ミャンマーの子供たち(ビルマネム)

ミャンマーの子供たち(ビルマネム)

最後に、私どもの支援により、子どもたち自身が木を植えることを通じて育まれた「自然を想う心」が、さらに次の世代へと受け継がれることで、国境を越えた「地球環境保全」への取り組みに繋がることを期待しつつ、希望の輪が広がっていくよう、更なる発展を目指して精進していく所存です。引き続き、オイスカ四国支部へのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

 

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法人情報

公益財団法人オイスカ 四国支部

(公財)オイスカ 四国支部は、主にアジア・太平洋地域で人材育成や農村開発、環境保全活動等を展開している国際協力NGO(公財)オイスカ(本部:東京都杉並区)の地方組織の一つです。現在香川県高松市に事務所を置き、3県(香川、徳島、高知)の8推進協議会により構成されています。「子供の森」計画支援には発足時から本格的に取り組んでおり、各推進協議会やオイスカ四国研修センター(香川県綾川町)と緊密に連携しながら行っているものです。

http://www.oisca.org/shikoku/