当財団では7月より旧名称である「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を改め、新たに「公益財団法人鎮守の森のプロジェクト」に変更することになりました。それは、この夏から始まったAC JAPAN(旧公共広告機構)でのCM放送等に併せて、東日本をはじめとして全国各地でこの活動を展開していきたいという想いがあるからです。

「鎮守の森」とは、かつては神社を囲むようにして存在した森であり、その森は動植物などたくさんの命を育み、田畑や海川にたくさんのミネラルをもたらす、地域と暮らしを守る自然豊かな森であります。その森は、東日本大震災では津波でコンクリート堤防や松林がことごとく破壊される中、深く根をはった木々が津波の勢いを和らげ、また関東大震災や阪神大震災では、大火により建物が燃える被害を食い止めたりと、防災林として大きな役割を果たしました。この「鎮守の森」をモデルとした森をつくることは、後世に伝え残さなくてはならない貴重な知恵であり、自然と共生していく教訓でもあります。

今年は5月に宮城県岩沼市「千年希望の丘」で、これまでで最大規模となる10万本の植樹祭を12,000人のボランティアの皆さまにお集まり戴き、無事に開催することができました。この植樹事業をはじめとして、あらゆる当財団の活動は多くの皆さまからのご寄付をはじめとする多大なご協力のもとに実施されています。

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「公益財団法人鎮守の森のプロジェクト」では、これからも植樹規模の大小に関らず、可能な限り活動して参りたいと考えておりますので、皆様の変わらぬご支援をお願い申し上げます。

 

平成28年12月吉日

 

公益財団法人 鎮守の森のプロジェクト

理事長 細川護熙

【ホームページ http://morinoproject.com/】