上の写真は(訪問介護ステーション寿星 介護サービス提供の様子)

 

中国残留孤児援護基金は、中国残留孤児養父母の扶養費送金、残留邦人の集団一時帰国受入れ、永住帰国された邦人とその家族の教育、就労、福祉等様々な支援を行っている団体です。(事業内容につきましては、当財団のウェブページhttp://www.engokikin.or.jp/ をご覧ください。)

新たな帰国者が少なくなり、所謂「中国残留孤児問題」は、既に終わった問題だと思われがちですが、帰国者の高齢化が進んだことで、日本語に不自由な中国帰国者が、公的介護サービスを満足に受けられないという、帰国者特有の問題が深刻化しつつあります。

当援護基金は、中国語での介護サービスが受けられるよう訪問介護事業所「訪問介護ステーション寿星」を平成27年2月に立ち上げて、帰国者の介護需要に応えられるよう努めておりますが、まだまだニーズに応えきれていないのが実情です。

中国①

(中国帰国者定着促進センター96期生 授業風景)

 

援護基金の事業の実施には、基本財産の運用益、受託事業の受託費のほか、皆様からのご支援(寄付)に支えられております。孤児問題に対する社会一般の認識が薄れていく中、支援者の個人・団体・企業様には、深く感謝申し上げます。皆様のご支援があってこそ、事業の推進が可能となっております。

 

皆様からの寄付を受け付けておりますと、寄付者の皆様の想いが自然と伝わってきます。通常、個人寄付は郵便振替用紙を使用してご送金いただくことが多いのですが、郵便振替用紙の通信欄のわずかなスペースに書き込まれた数行の文中に、寄付者の込められた想いを感じます。

 

○郵便振替 通信欄の書き込みと事務所への寄付持参事例の一部をご紹介して、それぞれのご支援に対する感謝の言葉を申し上げます。

 

1 寄付者T様の書き込み

「訪問介護ステーションを開所されるとのこと。孤児の方々の高齢化と共にうれしいことだと思います。皆様のご努力に感謝いたします。私も卒寿を迎えました。心ばかりのことしかできませんが、送らせて頂きます。」

 

援護基金からの感謝の言葉

T様から寄付金をご送金いただいて、援護基金側こそ感謝すべきなのですが、訪問介護ステーション寿星の開所について逆に感謝のお言葉をいただき、何とお礼を申し上げればよろしいのか。感謝の念に堪えません。T様は卒寿を迎えられても、孤児問題に心をお寄せいただいておられます。こうした支援者の存在が援護基金職員の大きな励みになります。ご支援ありがとうございました。

 

2 寄付者 映画「望郷の鐘」を観る会 代表S様の書き込み

「映画「望郷の鐘」を上映し、その収益金の一部を少しですが寄付いたします。」

 

援護基金からの感謝の言葉

中国残留孤児をテーマに取り上げた映画「望郷の鐘」の上映会を開いていただきました。そのうえ収益金の一部を寄付してくださり、ありがとうございました。上映会の開催には多くの方々の協力が必要であったと想像しております。関係者の皆様にも厚くお礼申し上げます。ご支援・ご協力ありがとうございました。

 

3 寄付者O様の書き込み

「たいへん長い間お世話になりましてありがとうございました。S21年夏の終わりに新京から引き揚げ95歳になりました。一人で行動できなくなり、車椅子で施設のお世話になっています。大変勝手ですが、以後失礼させて頂きます。」

 

援護基金からの感謝の言葉

寄付者O様ご自身がご高齢となっても、中国残留孤児たちを案じられ、寄付をお寄せいただきました。これまでの長い間のご支援に対し心から感謝申し上げます。どうぞお元気でお過ごしくださいますように。これまでのご支援に、厚くお礼申し上げます。

 

4 寄付者K様の書き込み

「数々大変なことがあると拝察致します。負けずに頑張って下さい。少額でありますがお役立て下さい。」

 

援護基金からの感謝の言葉

こうした激励のお言葉をいただきますと、職員にはとても励みになります。至らぬ点もあろうかと存じますが、職員一同頑張ってまいります。ご支援ありがとうございました。

 

5 寄付者I様の書き込み

「戦後70周年を迎え、皆様の頑張りに敬意を表します。お元気で!!」

 

援護基金からの感謝の言葉

戦後70年が過ぎましたが、戦争の影響は現在なお残っております。職員に対する激励のお言葉をいただきました。寄付者の想いに応えられるように頑張ります。ご支援ありがとうございました。

 

6 寄付金を毎回持参されるI様

中部地方から青春18切符を活用されてご自身の活動の延長で東京に来られた際、援護基金事務所まで毎年寄付金をご持参いただいております。いつもご支援いただきましてありがとうございます。交通費を節約していただいた寄付ですので、大切に活用させていただきます。

 

最後に改めて、ここにご紹介できなかったご支援いただいております個人、団体、企業のすべての皆様に感謝申し上げます。ご支援ありがとうございました。今後とも皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

中国②

(訪問介護ステーション寿星 介助の様子)