私たちは、2012年の夏に530人の4,133,000円の寄付により設立されたコミュニティ財団です。

今までの、3年強の間に、のべ2,000人の方から約3,100万円の寄付をいただいています。

私たちは、スタッフの人件費など運営の大部分を寄付支えていただいています。設立当初、事業を手探りで始めた時、寄付をいただくことが自分たちの存在を認めていただいたようでとてもうれしかったことをハッキリと覚えています。3年たち事業の仕組みがだいぶできてまいりましたが、これも寄付者の皆さんのおかげで寄付者の皆様にお礼状を書かせていただくことや事業の報告を出来ることが私たちの大きな喜びです。本当にありがとうございます。

 

  •  みんなの寄付で運営される「みんつく」

みんつくは、皆様からいただいた「みんつく応援基金」と「サポーター会費」を主な財源として、Share会議やセミナー等の事業を実施しております。Share会議とは、NPO団体や個人が自分の取り組みや問題意識を発信する場です。その場で事業のアイデアをみんなで出したり、活動にかかわりたい人を集めたりしています。いくつかの事業はこの場を通じて、事業化が進んでおり、そのうちのひとつは学生団体が、「夜一人で過ごす子どもたちに居場所づくり」をしたいと一緒にご飯を食べたり、勉強したりの生活支援の事業を発表しました。

その発表がきっかけで、地域の方や学校との連携がうまれ、現在では2世帯の子どもたちを受け入れる事業がスタートしています。「子どもの貧困」のことはニュースでも大きく取り上げられていますが、一つの取り組みのモデルが寄付により運営される場でうまれました、本当にありがとうございます!

みんつくshare会議1みんつくshare会議22

また、私たちは寄付を原資とした助成事業を行っています。2つの仕組みについてご紹介させていただきたいと思います。

 

  •  あなたの思いが基金に「みんなの貯金箱をもとう!」みんつく冠基金事業

自分なりの地域貢献がしたい!というあなたの思いをカタチにする仕組みです。少額から基金を設立できます。 被災地支援、子ども、まち・むら、といった11テーマの中から関心のあるテーマを選ぶことが出来、その中からさらに地域や詳細なテーマを選ぶことも可能です。

寄付者の方からの思いを預かり、その思いを実現するために私たちが助成制度を設計していきます。 2015年度は、すべての子どもに多様な経験や学びの機会がある社会に、という思いを込めたJ基金の設置をいただき助成を開始しています。また、来年度から「障がいに理解ある人材育成」のための奨学金助成を行います。子どもたちが安心して育ち、学べる環境を共に創っていきたいと思っています。

 

  •  「割り勘で夢をかなえよう!」事業指定助成プログラム

通称「割り勘」とは、寄付を原資とした助成事業で、NPO・市民団体等が取り組む事業内容を社会に発信し、事業への賛同者を募ることで、寄付により資金集めを支援する地域版クラウドファンディングです。「割り勘」事業の事例を1つご紹介いたします。

 

「橋守制度を仕組みにするプロジェクト」

岡山県内には、15メートル未満の小さな橋が30,000橋もあると言われています。全国一の数になります。今、全国でインフラの老朽化が問題になっております、行政でも様々な施策が行われていますが、地域で関心を持って、出来ることに取り組むこともとても重要です。自分たちで出来ることをしようと土木技術者のOBが中心となった特定非営利活動法人TEC.ECO 再生機構さんが「橋守サポーター事業」をしたいと相談を受けました。

「橋守サポーター事業」とは、地域住民でもチェックができる「市民向け簡易橋梁点検マニュアル」「地域のできることチェックリスト」を作成して、日常からインフラに関心をもち、取り組む人材を育成する事業です。

インフラは行政の管理の範囲との認識も強く、最初は活動がなかなか理解されませんでした、そこで、活動に賛同する人を集めようと「割り勘」を実施し、モデル事業を行いました。モデル事業を行ったことで、橋守活動とかがどのようなものかと理解が進み、県内の高校で市と連携して、授業に取り組むところが出てきました。だんだんと活動が広がってきたことで、このことを一過性のことにせず仕組みにしていくために、また「割り勘」により、今度はシンポジウムの開催費用をあつめ、大学や高校、メディアや行政、企業様々な人が集まり、共に橋について考える機会を持ちました。

橋守事業1 橋守事業2 橋守事業3 橋守事業4

こうした取り組みは、新聞やテレビなどの多くのメディアで取り上げられ、取り組みの重要性や市民主体で地域に必要な仕組みをつくろうとしていることを多くの方に知っていただくことができました。一つの団体だけでは、実現できなかったことが、皆さまの寄付によりカタチになり、関わる人が増えていくことで地域の当たり前へと少しずつ育ってきています。

 

 

寄付をすることが参加のきっかけ、寄付者の思いをかなえることにつながる。事業の実施者も寄付者もお互いにありがとうと言いたくなるような事業や成果をたくさん育てていきたいと思っています。

一人一人が自分の未来のために資源を使うこと、寄付の実感が出来るようにしっかりと取り組んでまいりたいと思います! これからもよろしくお願いいたします。

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法人情報

みんなでつくる財団おかやま。通称「みんつく」は、2012年9月に530名以上の方からの寄付4,133千円をもとに設立した「思いをカタチにする」市民コミュニティ財団です。「つなぐ、つたえる、シェアをする」をキーワード に、広く多くの人に知ってもらいながら資金を集める地域版クラウドファンディング「割り勘」、個人でも少額から基金を設置できる「冠基金」などの仕組みを 提供しています。関わりやすい環境をつくり、ヒト・モノ・カネ・情報の資源循環を促進し、思いをカタチにする速度を上げて、誰もが社会をツクることに参画できる「自分の力と存在を実感できる社会」を目指しています。

 

〒700-0807 岡山市北区南方2 丁目13-1 きらめきプラザ2 階

TEL    070-5056-3029(直通) TEL    086-206-2195(代表) http://mintuku.jp/