一般正味財産への振り替え

一般正味財産への振り替え

投稿記事by 理事 » 2019年12月12日(木) 09:51

当公益財団は公益目的事業会計と法人会計を持ち、公益目的事業会計は数億円の正味財産、法人会計は左の額の約20%の正味財産が有ります。正味財産の運用益が激減する中、県、国事業の受託により糊口をしのいでいますが、受託事業が本来事業を圧迫する状況です。受託事業を削減した場合、公益目的事業会計は赤字化するため、法人会計正味財産を一般正味財産に振りかえ、公益目的事業会計を補填する方法がいいのかと思案しています。この背景には、評議員会委員及び県(公益法人主管課ではなく事業主管課)が収支均衡財政を主張していること、また公益目的事業会計はもとより、法人会計の正味財産(財団の基本財産という意識)の取り崩しには強い抵抗があるためです。他の公益財団法人も厳しい財政状況だと思いますが、指定正味財産を一般正味財産に振りかえて継続的な事業実施を行っている例があれば、御教授ください。
理事
 

Re: 一般正味財産への振り替え

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2019年12月24日(火) 15:46

理事 様

メールありがとうございます。遅くなってすみません。難しい課題であり、小職もよいアイデアがあるか考えていましたが見つからず、ご苦労様を察するしかできません。
私見を述べますが、不明な点もあり、後日お電話いただければ幸いです。
受託事業等の事業の状況が分かりませんが、会計処理の工夫がありうるかの模索もされていると思いますが、公益目的事業会計を簡単なことではありませんが、事業収入等の値上げ等収益アップ、経費削減の可能性を検討され、当面の収支をトントンになるよう努力することと考えます。
「法人会計の正味財産を一般正味財産に振替え」との記載から、法人会計に係る指定(使途が管理活動の制約のある?)正味財産を公益目的事業会計(の一般正味財産)に振替えることでしょうか。もし、寄附者の意図に反しないなら可能と考えます。考えられることは、法人会計において指定から一般に振替え、そののちに公益目的事業会計に振替えることで寄附者の考えにも反していないと考えます。まずは、寄附者の趣旨を再度確認されてはどうでしょうか。
「評議員会委員・・・」の記載の意味が分かりません。黒字倒産させる趣旨でなく、根拠・工夫の余地のあるご発言でしょうから、財産の取崩しをせずに収支が均衡にする方法の知恵をお尋ねになってはどうでしょうか。
                                                                以上 星田寛
公法協相談員星田寛
 

re:Re: 一般正味財産への振り替え

投稿記事by 理事 » 2020年1月07日(火) 13:36

公法協相談員星田寛 様
ご回答ありがとうございます。誰も聞いてくれる人はいないのかと諦めておりました。
一度ご相談に行くのが最良かと思っていますが、もう少し背景説明をし、お気づきのことがあればご回答をお願いします。
当財団の前身は30年前国際交流ブームの折、県、市町、企業が中心になって基金を設け、創設した財団法人です。その当時の金利は4~6%もあり、その運用益を本来事業及び人件費・需用費等に充てておりました。ですから、基本財産は事業及び人件費等を含む事務費に充てることが寄付者の意図であったと思います。
公益財団法人への移行の折、基本財産を、事業会計正味財産8.5割、事務費会計正味財産1.5に分割し配分しました。(理事会で決定しましたが、この分割配分に対する寄付者からの意義はありませんでした。公益法人認可も問題ありませんでした。)
私は、事務費会計は事業会計を支えるための会計であることから、事業会計収入が不足した場合は、事務費会計の正味財産を一般財産に切り替えたうえで、事業会計に振りかえることが可能だと思っています。もちろん、事業費、事務費の節約はを行ったうえで。
しかし、このような操作は必要なのでしょうか。公益財団法人は公益目的事業を行うために設立された財団です。その優先課題は公益目的事業そのものであって、収支均衡、赤字を出さない運営方針ではないと思います。したがって、事業会計においても、必要な事業を実施した場合赤字になりうることを想定し、そのために、事業会計そのものにも正味財産の一般財源への振り替えが備えられてるのではないでしょうか。
制度は変わっても主務官庁の意識は変わらず、収支均衡、赤字を出さない運営方針は旧財団時代と同じです。このために、金利が下がるたび、国・県からの受託事業が縮小するたび、人件費を削り、事務費を削減した結果、自主事業は減少し、本来事業とは異なる受託事業の受け皿団体となっています。
話しが長くなりましたが、事業会計正味財産の一般財源化、事業会計への繰り入れの可能性についてご意見をお聞かせください。
理事
 

Re: 一般正味財産への振り替え

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2020年1月14日(火) 12:56

理事 様

投稿ありがとうございます。
すみません。「正味財産を一般財産に切り替える」「正味財産の一般財源への振替え」「事業会計正味財産の一般財源化」の意味が分かりません。
「指定正味財産を一般正味財産に振替える」の意味と考えますが、それでよいですか。「指定正味財産の管理会計の基本財産を取り崩して、一般正味財産に振替え、かつ公益目的事業に使いたい」、それとも「管理会計で使う」という意味でしょうか。
当初の配分の経緯を踏まえた記載の内容から、法人の事業の維持・継続性を考えれば、社会情勢・法人環境の変化により寄附者はやむを得ないこととして理解して、納得されているのでしょうか。合理的な配分の修正を納得されている・納得されると推定できるならば可能と思われます。
以上について、速やかに検討するには電話がよいと思います。電話をくださると幸いです。
                                                           以上 星田寛
公法協相談員星田寛
 


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