評議員は経営上の責任者となるかについて

評議員は経営上の責任者となるかについて

投稿記事by 事務局員 » 2019年4月24日(水) 10:37

いつもお世話になっております。
単刀直入にお伺いいたしますが、評議員は、経営上の責任者となるという解釈でよろしいでしょうか。
法人業務の執行の決定に参画する理事を選任する協力な権限を持つ評議員は、同時に法人の経営上の責任を負いますでしょか?
よろしくご回答お願いいたします。
事務局員
 

Re: 評議員は経営上の責任者となるかについて

投稿記事by 事務局員 » 2019年4月24日(水) 10:53

貴サイト用語集の「評議員」中に、
『・・・一方、評議員は理事、監事と同様、法人に対する損害賠償責任を負い(般§198準用・読替え)、罰則規定の適用もある(般§334ほか)。・・・』
とあり、評議員は、法人の業務を執行する理事をけん制する立場にありますので、一定の責任はあると考えますが如何でしょうか?
事務局員
 

Re: 評議員は経営上の責任者となるかについて

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2019年5月08日(水) 10:35

事務局員 様

メールありがとうございます。遅くなりすみません。
「経営上の責任」の意味をどう解釈されているか分かりません。たとえば、決議事項である合併等は経営上の重要なことという意味で「経営上の責任」ともいえますが、財団法人の最高意思決定機関として評議員会があり、その構成員として評議員がその決議事項について善管注意義務等を負うと理解しています。評議員は法人業務に携わりません(一般法172)ので執行責任には及ばないと解しています。
評議員は法令及び定款に定める決議事項(一般法178)に限定されていますので、その事項の決議に当たり善管注意義務を果たすことになり、その任務を怠ったとき、また任務に背く行為(一般法334)に限り、その範囲内で法人に賠償責任が生じ(一般法111、198)また罰則があると解されます。たとえば、役員の選任において履歴等を確認せず相当の注意を果たさずに決議して法人に損害を与えた場合などに賠償を問われるものと考えます。
                                                                   以上 星田寛
公法協相談員星田寛
 


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