みなし決議による理事・監事の再任

みなし決議による理事・監事の再任

投稿記事by そうむぶ » 2018年7月03日(火) 19:09

この度、理事・監事全員の再任をみなし決議で行う必要がでてきました。
一般財団法人である当財団の定款では、「理事が評議員会の目的である事項について提案をした場合において~」という文言ですが
再任予定の者(例えば、代表理事)が自ら評議員会のみなし決議を提案する、評議員全員の同意が得られれば議事録の「みなし決議事項を提案した理事の名前」に再任予定の者(例えば、代表理事)の名前が記載される点については、問題はあるのでしょうか?
(みなし決議しかできず、理事・監事全員の再任の為、再任の者以外の理事が提案することは不可能ではあるのですが)

また、もし理事・監事全員の再任について評議員全員から同意を得られた場合、理事長と常務理事を理事会の決議によって選定する必要があり、
役員の選任についてもみなし決議で行う必要があります。この場合も、理事長自らが再任の提案をするものである点は、問題になりますでしょうか?
(当方の定款において、理事会もみなし決議が可能です)

イレギュラーな対応が必要となり、なかなか前例が見つけられないでおります。
ご助言のほど宜しくお願い致します。
そうむぶ
 

Re: みなし決議による理事・監事の再任

投稿記事by 公益法人協会 上曽山 清 » 2018年7月09日(月) 11:01

そうむぶ 様

 このご相談をいただいた時点以後に開催される(定時)評議員会の終結をもって理事・監事全員の任期が満了することを前提とします。
①理事、監事の全員が同じタイミングで任期満了を迎えるのは頻繁に見られるものであって、けっして珍しいことではありません。
評議員会の「決議の省略」で理事・監事を選任(全員再任)する場合、それを提案するのは現在の、つまり任期満了前の理事(代表理事)になります。なお、一般法人法181条は評議員会を招集する場合には、理事会で評議員会の日時・場所、評議員会の議題を決めるよう定めていますので、理事会で「決議の省略」を活用して評議員に提案する旨決める必要があります。この理事会も定款の定めがあるということですから「決議の省略」を活用できます。
②理事長と常務理事の選定について決議の省略を活用することはできます。この場合、選任された理事のうちの一人(引き続き理事長に選定される予定の理事が提案者になることは問題ありません)が提案者になります。
③以上のとおり、理事会→評議員会→理事会、と決議の省略が続きます。
公益法人協会 上曽山 清
 


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