調査研究報告書の貯蔵品計上の要否について

調査研究報告書の貯蔵品計上の要否について

投稿記事by 経理担当者 » 2018年6月12日(火) 14:54

今さら的な質問で大変恐縮なのですが、以下の件でご助言戴ければ助かります。
当財団では、公益事業として事業分野で関連する種々の社会的課題の解決に寄与する目的で、毎年度設定したテーマの調査研究活動を行い、調査結果を年度末に調査報告書として発行し、当該テーマに関する社会的課題への理解を高め、社会活用を促進する目的で関係団体・組織等全国数百か所に無償送付しております。また、同時に財団ホ-ムページでも全ページを情報公開しています。
これまでこの調査報告書が年度末に在庫として残った場合には、貯蔵品に計上してきたのですが、もともと無償配布を前提とし、かつホームページにも公開することで、誰もが閲覧可能な状態となりますので、実態としては報告書(冊子)そのものには資産価値(調査結果そのものの希少性・持続的な価値はあると思いますが。)がないのではないか?とも思われ貯蔵品計上せずに、作成配布した年度の費用として処理できないものかと考えています。この点、公益法人会計基準での扱い、又は他の公益財団法人事例などから助言を戴ければ助かりますが。よろしくお願いします。
経理担当者
 

Re: 調査研究報告書の貯蔵品計上の要否について

投稿記事by 相談員 鈴木 修 » 2018年7月06日(金) 12:42

 ご照会の件は、棚卸資産の評価に関するものですが、公益法人会計基準において、企業会計と異なる取扱いが示されているものではないと思料します。したがいまして、期末の在庫の部分は貴法人が選定している棚卸資産の評価方法に従い、資産計上することとなりますので、現状の経理処理は適切であると考えます。
なお、いわゆる重要性の原則を適用して、取得(制作)に要した費用を、その取得(制作)をした日の属する事業年度で費用処理することも可能と思いますが、重要性の原則の具体的な適用に当たっては、報告書の作成状況、費用処理した場合の影響額、経理規程等の具体的な事実関係を踏まえて判断する必要があり、一概に申し上げることは困難ですので、会計顧問、監事の方々と協議していただけますでしょうか。
相談員 鈴木 修
 

Re: 調査研究報告書の貯蔵品計上の要否について

投稿記事by 経理担当者 » 2018年7月09日(月) 14:45

鈴木修様
お忙しいところ、ご回答くださいましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
経理担当者
 


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