株式会社を買収することは可能ですか?

株式会社を買収することは可能ですか?

投稿記事by bmw611 » 2018年4月30日(月) 17:31

公益財団の新たな収益事業を考えています。
年間事業規模が4億円前後の会社(非上場)を傘下に収める場合、事業主が保有している株(300株程度)を時価総額で買い取り、財団の新たな事業部として運営する事は可能でしょうか。この収益事業は当財団の公益事業の1%程度の規模です。
この場合、取得した株式の取り扱いはどうなるんでしょうか。
或いは、傘下にしたい会社が新たな法人(一般社団法人)を設立し、自己資産を法人所有にした後に当財団と法人合併する事はどうなんでしょうか。
bmw611
 

Re: 株式会社を買収することは可能ですか?

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2018年5月08日(火) 13:17

株式会社を買収することは可能ですか?様

メールありがとうございます。公益法人が事業会社の株式を取得することの制約は、認定法5条15号の認定基準、法令7条の議決権50%以下等に抵触しなければ、特に問題はありません。記載のご趣旨が株式を取得され株主になるのか、会社の事業の譲渡を受けて収益事業を引き継がれるのか、小職の能力では文意から読み取れないのです。
もし、株主になるなら、新たな事業を法人でするのでなく資産の運用として考えられ、公益法人の場合の子法人の制限が既述のようにあります。
事業譲渡を受けるなら(公益目的事業会計から拠出できない)、人材とともに財産と事業を引継ぐことになり、新たな収益事業となり、公益目的事業比率、事業費が1%程度なら基準には影響ないように思われます。もっとも変更認定申請は必要です。いずれも、取得資金の財源をどの会計から出すかが気になります。採算性のある事業なら法人として検討できるものと考えます。ご質問では、前者の株式取得のようですから新たな事業を開始するのではなく、単なる投資、法人保有の財産の運用と解され、妥当な運用であるかは、資産管理規程等から検証すればよいように思われます(50%超の議決権株式を取得はできませんが)。
新たな法人を設立して事業を引継いだ(事業譲渡)のちに合併するなら、公益法人がその事業譲渡を受けるのと同じように思われ、あえて新たな法人を設立する趣旨は余り少ない(当面の様子を見る)と思われます。まずは事業等の内容をしっかりデュデリして、公益法人が行う収益事業として適当か、費用・リスク等負担を検討されることが大切と考えます。
ご来会か又は電話でもよいですからもう少し状況をお聞かせください。
                                                                                           以上 星田寛
公法協相談員星田寛
 


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