基金の募集の意味について

基金の募集の意味について

投稿記事by こねこ » 2016年5月17日(火) 20:54

初めまして。
全くの初心者で、非営利型の一般社団法人を設立しようとしている者です。
定款に「基金の募集」を定めましたが、「基金」の意味合いについてお尋ねいたします。
一般社団法人の「基金」は、通常の会社の「資本金」と考えてよいということですが、一般の方に向けて広く基金の引き受けを募集するのではなく、理事のうち3名ほどで出し合って基金を引き受け、それを原資に法人設立の諸費用を賄いたいと考えていますが、可能でしょうか?
またその場合でも、引き受け、割り当て等の手続きを正式な文書で残す必要はありますか?
「基金の募集・返還」に関する諸手続きについて、お教えいただければと思います。
「基金」は返還の義務を負うということですので、法人設立の際の諸費用は設立者で「寄付」という形で出し合った方が手続きが面倒でないのでしたら、返還はされなくても「寄付」という形で出し合うことも考えています。
アドバイスをよろしくお願い致します。
こねこ
 

Re: 基金の募集の意味について

投稿記事by 太田達男 » 2016年6月05日(日) 10:17

こねこさん、
大変回答が遅くなりすみません。以下回答します。
一般法人法上の「基金」とは、一般社団法人設立に当たって、供出された資金で一定の条件で返還義務を負うものです(一般法人法131条)。
一定の条件とは平たく言えば、純資産が基金の額を上回っている場合にのみ返還できるというもので、一般には劣後債務は一般の普通債務に劣後します。
したがって、一般に「○○基金」というような呼び方で用いられているものとは全く異なります。
貴方の場合、理事数人が資金を出し合って設立しようということのようですが、将来利益が出て「基金」を上回るような状態になった時には、返還してもらうという意思があれば、この「基金」は一般法人法に規定されている募集手続き(一般法人法131~140条)に従って行う必要があります。もちろん文書で残す必要があります。
しかし、寄附してもよいというのであれば、あえてこのようなやや面倒な手続きはとらない方が良いと思います。
太田達男
 


Return to A12. その他