実体のない一般社団法人への入会について

実体のない一般社団法人への入会について

投稿記事by そんなこと可能?? » 2018年3月08日(木) 15:29

公益法人で経理を担当しています。
現在、設立されてはいるが、まだ実態がない社団法人に対し、上司が入会の申し込みをし、入会金・年会費の支払いの連絡を受けています。
国がバックアップをして研修事業を行う団体らしいのですが、HPにも設立目的は漠然とした内容が公表されており、具体的な事業内容・講習会のスケジュール・定款・組織図等も公開されていません。
このような団体に、対価で何があるのかもわからない状況で、会費(準会員とうたっています)を支払う場合、経理処理としては寄附金に該当するのでしょうか?
公益目的事業会計から、このような支出が許されることなのかも含めてお教えください。
宜しくお願い致します。
そんなこと可能??
 

Re: 実体のない一般社団法人への入会について

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2018年3月16日(金) 10:18

そんなこと可能?様

メールありがとうございます。遅くなってすみません。
実体がないかどうか、適正な会費か否かはわかりませんが、上司が適正な内部稟議体制に基づき理事長等決裁がなされているものと考えます。
理事長の決裁による適正な入会と考えて、法人内部の会計処理について意見を述べます。
一般社団法人の社員としての会費であれば、法人維持するための経費のためですから、寄附金の扱い考えられません。
ご存知の通り、会費の勘定科目は「諸会費」になると考えますが、公益法人には3会計に区分して処理するので、
今般の会費が公益目的事業にかかるものか、収益事業等にかかるものか、それとも管理活動のための法人会計にて処理すべきものかについて検討する必要があります。
内部稟議において何のための入会なのか、どの事業等に役立てるものかが明確になっていると思われますので、入会の趣旨とその一般社団の活動内容が、貴法人の事業に照らしていずれかの会計にて処理することが適切かを検討されてはどうかと考えます。
なお、賛助会員としての会費ならば寄附金になり、定款及び認定申請書において示された公益目的事業等として定める寄附・助成事業等に該当するなら、公益目的事業会計にて処理する場合もありうると考えられます。
また、入会が相応しくないとの具体的な情報があれば、その点を明らかにして内部で再検討されてはどうでしょう。
                                                                                           以上 星田寛
公法協相談員星田寛
 


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