寄附の使途の特定の内容がわかる書類について

寄附の使途の特定の内容がわかる書類について

投稿記事by 田中健次 » 2017年8月01日(火) 10:01

ご担当者様

お世話になっております。

以下、「寄附の使途の特定の内容が分かる書類」について2点御教授をいただきたく存じます。
貴法人のHPを拝見したところ、「寄附の使途の特定の内容が分かる書類」(公益目的事業以外に使途を特定した寄附がある場合のみ)に「寄附金等取扱規程」が掲載されたいました。

公益認定等委員会のガイドラインには「変更認定申請書」において変更内容が「公益目的事業の種類又は内容 収益事業等の内容」に該当、かつ「公益目的事業以外に使途を特定した寄附がある場合」には「寄附の使途の特定の内容が分かる書類」の提出が求められているとあります。

(1)ところが貴法人のように「寄附金等取扱規程」を提出すれば足りるのでしょうか。
あるいは個々の事案を掲載するのでしょうか。

(2)(1)で個々の事案を掲載する場合は、ひな形が決まっていないようですが、書式は自由なのでしょうか。

以上、御教授の程、どうぞよろしくお願いいたします。

田中健次
田中健次
 

Re: 寄附の使途の特定の内容がわかる書類について

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2017年8月04日(金) 12:30

田中健次様

メールありがとうございます。
ご存知のように、公益目的事業財産として認定法18条に定めがあり、1号として寄附を受けた財産とあり、しかし、公益目的事業以外のために使用すべき旨を定めたものを除くとしています。つまり、何も使途について寄附者から制約・条件がなければすべて公益目的事業財産として公益目的事業会計に計上しなければなりませんが、寄附者から特に法人の管理活動費に、また公益目的事業のうちどれになど指定がある場合があれば、その指示に従うことになります。また、その年度に使用する、翌年度以降も継続して使用する(指定正味財産としての指定)などができます。ガイドラインⅠの17(認定法18条関係)、公益法人会計基準注15など、同運用指針7ほかも参考にしてください。
具体的には、寄附金のうち50%以上を公益目的事業に使用する、寄附金を○○事業に使用するなどと記載します。寄附がたまにしかなければ、個別の寄附申込書の摘要欄にどのように使うかを記載して、寄附が恒常的にあるなら寄附金取扱規程を定め(便利と思います)、一般寄附なら規程にて、特定の事業のために寄附募集するなら募集要項にて、その使途等を明確に示します。
個別の寄附申込書、寄附募集要項(この場合はまず寄附金取扱規程を整備します)などに、寄附者及び受け入れる法人双方が理解できるように、使途の特定の内容が分かる記載します。
                                                                               以上
                           
公法協相談員星田寛
 


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