監事の権限について

監事の権限について

投稿記事by 公益法子 » 2016年4月20日(水) 16:26

いつもお世話になります。
私のところは、公益社団法人です。
当会の独立監査人である公認会計士と監事(2名中1名)が犬猿の仲です。
毎年、監事監査を行う際に日程調整にも事務局が苦労しています。
今年の監事監査の日程調整をしようと両者に都合を伺った際に、公認会計士と監事の希望日がマッチングせず、監事から思いもよらないメールが飛び込んできました。

◆監事からのメールの抜粋
日程調整ができないというのは大問題です。会計監査人の選任の適否にも関わる。会計監査人の選任には監事の意見が優先されるべきだ。

と、このようなメールが届きました。
監事からのメールのように会計監査人の選任に私的感情による偏った意見が反映されてしまうのでしょうか。また、逆に両者が同罪で、監事の選任の適否にも関わるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

くだらない質問で申し訳ありません。
公益法子
 

Re: 監事の権限について

投稿記事by 公法協相談員星田寛 » 2016年4月26日(火) 13:39

公益法子 様

監事と会計監査人の板挟みになって大変ご苦労をなさっているようで、ご苦労様です。
どのような原因によるかは不明ですが、無理な日程要請をしていないなど原因が執行役員・事務局になければ、法人の事情をよく理解していただき、円滑な業務の遂行のためにそれぞれの立場でそれぞの職務を全うされ、事務局の事務が適切に運営できるよう、執行役員から強く協力を要請されてはどうでしょうか。
一般法69条で、会計監査人の任期は1年で終結し、71条では、監事は所定の特別な事由に該当すれば会計監査人を全員の同意で解任でき、総会で理由等を報告しなければならない。しかし、73条では、会計監査人を再任しないことの議案を監事の過半数により決定できます。
また、その他一般法では、監事又は会計監査人の権限等について、67,68,74,75及び107,108(会計監査人は不正行為等についての監事に報告する義務)、109(総会で監事と意見が異なるとき等の意見陳述ができ)、110(会計監査人の報酬等の決定に監事の過半数の同意を得る)等の定めがあります。
まずは原因は何か、どのような事実があったのかを明確にして、役員及び会計監査人の行動は法人の事業運営に多大の影響を与えるものですから、執行役員が直接に監事及び会計監査人と個々に又は会合により話合いされることをお勧めします。
                                                                             相談員星田寛
公法協相談員星田寛
 


Return to C05. 監事・会計監査人