理事会決議の有効人員について

理事会決議の有効人員について

投稿記事by ご意見番 » 2017年1月16日(月) 15:23

何時も大変お世話になります。
ご確認を致したいのですが。
本財団の定款で、役員定数理事3名以上6名以内(理事の内1名理事長、1名常務理事とすることができる)、監事2名
以内としており、
同じく定款で理事会は、全ての理事をもって構成する。としております。
また、決議は理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。と記載しています。

今回開催予定の理事会メンバー(3名内1名が理事長)のうち、1名が出席出来ない事が判明した場合、3名の内2名が
出席、監事は2名全員が出席しているので、過半数を充足しているとして、決議事項は承認されるという事で問題ないでしょうか。
理事メンバーは3名としていますが、その内1名が理事長としており、理事としては、2名内1名が出席、更に監事は2名中2名が
出席となれば、過半数出席で充足していると判断できると推察しております。

初歩的な質問にて失礼いたしますが、よろしくお願い致します。

                                          ご意見番拝
ご意見番
 

Re: 理事会決議の有効人員について

投稿記事by 公法協 上曽山 清 » 2017年1月18日(水) 10:47

ご意見番さま

公法協の「なんでもQ&A」のご活用ありがとうございます。
貴法人の定款は理事定数について「3名以上6名以内」と定めており、現在員数は法定下限の「3名」ということでしょうか。
一般法人法第95条第1項は「理事会の決議は、議決に加わることができる理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。」としておりますので、例えば、ある事案について3名中2名が出席し、その過半数、すなわち2名が賛成すれば成立することとなります。2名の過半数は2名ですので、1名が反対すれば、当該議案は成立しません。
なお、理事会の決議は理事が行うものですから、監事の出席人数は関係ありません。
(理事の現在員数が法定下限あるいは定款下限の3名であって、万が一そのうちの1名が死去したような場合には法定要件を満たしませんので、理事会が開催できなくなります。現在員数を増やすようお勧めします。)
公法協 上曽山 清
 

Re: 理事会決議の有効人員について

投稿記事by おせっかい » 2017年1月19日(木) 10:07

公法協上曽山清様、そして「誤意見番」様、

一般的Q&Aとしては、ご回答の通りですが、わずかに懸念される点があります。本件の理事を仮にA(理事長、多分代表理事)、B(平理事、出席)、C(平理事、欠席)の3名とします。
ここで、Bが当該議案に「特別の利害関係を有する」(法人法95条2項)場合、Bは「議決に加わることができない」(同)ので、定足数は他のA及びCの2名の過半数となり、Cが欠席すると議決不可になるのではないでしょうか。
このような事態を回避するためにも理事数は法定下限に対して余裕を持たせておく必要があるのではないでしょうか。
おせっかい
 

Re: 理事会決議の有効人員について

投稿記事by ご意見番 » 2017年1月21日(土) 11:13

大変お世話になります。
公法協上曽山様、おせっかい様ご回答ありがとうございました。
まず、当財団の理事は下限の3名が理事となっており、そのうちの1名が代表理事(理事長)と
しております。
今回のご回答で、おせっかい様からのアドバイス等を踏まえると、利害関係者でない第三者
で尚且つ過半数を確保できる(理事に何らかのアクシデントを懸念)人員を確保しておく必要
性を痛感いたしました。

当財団は、基本的に利害関係者が理事に就任することは御座いませんが、上曽山様のご回
答にあります。特に在ってはならないのですが、お亡くなりになった場合の事を考慮しての
理事数を今後検討したいと思います。
今後のお手数をお掛けいたしますが、よろしくご指導おをお願いいたします。
 
                                 ご意見番拝
ご意見番
 

Re: 理事会決議の有効人員について

投稿記事by 公法協 上曽山 清 » 2017年1月23日(月) 14:26

おせっかい様

私の回答について「ご回答の通りですが、わずかに懸念される点があります。」として、A、B及びCの3名で理事会が構成されており、そのうちのBが「特別の利害関係を有する」者であり、議決に加わることが出来ない場合、Cが欠席すれば議決不可能ではないかとの点についても回答に含めるべきとのご意見であると理解させていただきます。
正に、貴見のとおりです。
ご指摘ありがとうございます。
A及びCの2名のうちCが欠席すれば、95条1項の定数要件(議決に加わることができる理事の過半数が出席し、すなわち、この場合2名が出席し・・・)を満たしておりませんので、当然、議決に至ることができません。
このようなケースを回避するためにも、貴殿ご指摘のとおり、定数下限ぎりぎりの現在員数はお勧めしていません。残念ながら、理事や評議員の現在員数が3名という法人様の例は少なからず存在しますし、相談室等で相談を受けた際にそのことがわかった場合には、その都度、現在員数の増員を奨励しているところです。
公法協 上曽山 清
 


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