顧問弁護士と監事の兼任

顧問弁護士と監事の兼任

投稿記事by 総務担当 » 2015年2月24日(火) 21:01

平素より大変お世話になっております。
顧問弁護士と監事の兼任について、ご意見をお願いいたします。

(1)公益法人の監事は、理事の業務執行が適切・適法に行われているか中立的な立場で監視・監督を行うため、理事からの相談、依頼により企業の対内的・対外的な法律問題に対応する顧問税理士との兼任は望ましいとはいえない、と公開情報で一般的に紹介されています。一般財団法人の監事と顧問税理士の兼任についても同様と言えるでしょうか。

(2)仮に、両者の役割としての立場が相反するものになっても、顧問税理士が、監事としても適切・適法に理事が業務執行していることを監督し、理事を指導していくことを事前に確認する(例えば誓約書などを取り付ける方法により)のであれば、兼任を妨げるものではないと理解してよいでしょうか。

(3)一般財団法人において、顧問税理士と監事が兼任していることの事例が多いか少ないかの情報、また、兼任する場合の留意点として(2)以外にあればご教示いただきたくお願いいたします。顧問料と役員報酬の整理を行う必要がある点については情報を入手しております。

ご多忙中恐縮でございますがよろしくお願いいたします。
総務担当
 

Re: 顧問弁護士と監事の兼任

投稿記事by 太田達男 » 2015年2月24日(火) 21:58

(1)顧問会計士が監事に選任されるのは好ましくないと思います。顧問会計士は法人の会計を指導し、助言する立場です。契約内容によっては日常の会計及び決算についても作成を実質上代行する場合もあります。他方、監事は会計及び業務について全般的に監査する立場です。法人の会計を助言指導する人と監査する人が同一人物であることは利益相反します。
(2)誓約書を取り付ける取り付けないという問題ではないと思います。同一人物が相反する立場の職務につくこと自体が問題と思います。
(3)あまり聞いたことはありません。もちろんそのような法人もありえないわけではないとおもいますが。
私としては意見を求められるのであれば、ぜひ兼任は避けていただきたいと思います。
太田達男
 

Re: 顧問弁護士と監事の兼任

投稿記事by 総務担当 » 2015年2月25日(水) 10:10

太田様

お忙しいところ早速ご回答いただきありがとうございました。

顧問弁護士と監事が兼任すれば利益相反になるとのご指摘、理解いたしました。
明確なご指摘をいただけたことで財団内で十分に説明が可能となりました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
総務担当
 


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