理事の任期途中の交代の登記について

理事の任期途中の交代の登記について

投稿記事by 駆け出し事務局T » 2015年12月02日(水) 11:05

一般社団法人一年目です。
任期中の理事(代表理事でも執行理事でもない)方から辞表が出されました。(任期は2年、本年は1年目)
辞任されても理事定数は問題なく、最低定数以上の理事が在任しています。
来年5月に定時総会があるので、そこで新たに理事の選定補充を行う予定です。

登記の件ですが、辞表を受け取り、来年5月まで保留にして、後任者の選出が決定して、交代(辞任届出と就任届出)とする方法は、法的に可でしょうか?

厳密なルールだと、辞任届受理→2週間以内に辞任の登記、5月総会で一名選任→2週間以内に就任の登記、であると考えます。

また辞任の登記届出は、辞任届以外、理事会の辞任承認議事録など添付の必要があるのでしょうか?


以上、基礎的な質問で恐縮ですが、ご回答のほどよろしくお願い申し上げます。
駆け出し事務局T
 

Re: 理事の任期途中の交代の登記について

投稿記事by 公法協事務局 » 2016年1月06日(水) 14:40

駆け出し事務局T 様

ご回答が遅くなりまして申し訳ございません。

> 登記の件ですが、辞表を受け取り、来年5月まで保留にして、後任者の選出が決定して、
> 交代(辞任届出と就任届出)とする方法は、法的に可でしょうか?

ご質問の状況では辞任による定数割れは発生しない、とのことですので、ご本人のご意思どおり、辞任届の日付で変更登記申請を行う必要があります。法人側に何らかの理由があり、次の改選期までにどうしても続投していただきたいときは、ご本人と交渉して辞任を撤回してもらう他ありませんが、そうした実例は稀と思われます。
また、実務的には任期途中の辞任であっても理事会や社員総会など機関による承認は不要ですので、変更登記の添付書類は辞任届だけとなります。
なお、死亡退任の場合は、三親等以内の親族による死亡届を添付します。

変更登記申請は、お書きのように変更事由が発生して2週間以内に行う必要がありますが、長期間の懈怠が認められなければ科料はまず発生しませんので、お早めにご申請ください。

 以上
公法協事務局
 

Re: 理事の任期途中の交代の登記について

投稿記事by おせっかい » 2016年1月06日(水) 16:37

「駆け出し事務局T」様、 「公法協事務局」様、

登記の懈怠で科料なんてありえません。せいぜい法人法342条の1号に該当して過料を請求される位です。
おせっかい
 

Re: 理事の任期途中の交代の登記について

投稿記事by 公法協事務局 » 2016年1月07日(木) 12:24

駆け出し事務局T 様

「科料」(刑事罰)と書きましたが、当方の不注意によるうっかり変換ミスで、「おせっかい」様にご指摘いただいたように「過料」(行政罰)の誤りです。
大変失礼しました。

話がややそれますが、変更登記申請が2週間を少しばかり過ぎても通常、『過料』制裁を受けることはありません。
Webで得た情報によると、変更事由が発生してから数か月(半年前後?)登記を怠ると、過料の可能性が出てくるようで、金額は「100万以下の範囲」、実際は数千円~数万円ということが多い、とのことです。
このことは裁判所の裁量となりますが、所轄の裁判所から代表理事個人の反則金として、その自宅へ直接通知されるようです。

以上でした。
公法協事務局
 


Return to B04. 理事・代表理事・執行理事