残余財産引渡見込届出書と決算報告について

残余財産引渡見込届出書と決算報告について

投稿記事by 水馬 » 2015年6月19日(金) 19:59

いつもお世話になっております。

清算中の公益財団法人です。
最近、頻繁に質問をして誠に申し訳ありませんが、
また次のことについて、ご教示願います。

①残余財産引渡見込届出書について
 この中に、「資産の状況及び回収の見込み」を記載しなければなりませんが、
 これは、どのように記載すればよろしいのでしょうか?
 財産目録のようなもの?
 それとも貸借対照表程度のもの?
 ・・・・・・悩んでおります。

②決算報告について
  決算報告の作成では、特に貸借対照表はつけなくてもよいのでしょうか?

以上、2件につきまして恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

  
水馬
 

Re: 残余財産引渡見込届出書と決算報告について

投稿記事by 相談員 鈴木修 » 2015年7月17日(金) 14:23

ご照会の件につきまして、次のとおりコメントさせていただきます。
なお、具体的な清算事務等について顧問税理士等や行政庁にもご確認していただけますでしょうか。

質問1について
 債権者に対する公告期間が経過したときは、遅滞なく、残余財産の引渡しの見込みを行政庁に届け出なければなりませんが、その届出書には、ご指摘のとおり「資産の状況及び回収の見込み」を記載する必要があります。
 清算開始原因が発生した段階で財産目録及び貸借対象表の作成が義務付けられておりますし、また、官報公告による債権申出期間内は、債務の弁済について制限されておりますので、基本的には上記の財団目録及び公告期間における申立て内容等を基に、「資産の状況及び回収の見込み」を説明することになるものと思料します。
 その記載内容は、貴財団の解散等清算開始原因日現在の資産・負債の状況を踏まえて記載することとなりますので、一概にコメントしかねますが、いずれにしましても、報告日現在の状況と清算結了に向けた事務の見込みを記載することとなるものと考えます。

質問2について
 清算事務の終了に際して作成される「決算報告」は、次に掲げる事項を内容とするものでなければならないとされております(一般法施行規則74条1項)。
 一  債権の取立て、資産の処分その他の行為によって得た収入の額
 二  債務の弁済、清算に係る費用の支払その他の行為による費用の額
 三  残余財産の額(支払税額がある場合には、その税額及び当該税額を控除した後の財産の額)
 この「決算報告」に関し、法務省HPにおいては、一般財団法人清算結了登記申請書における記載例としてではありますが、次のとおり示されております(http://www.moj.go.jp/content/000072679.pdf)ので、参考になると思います。 

「1.債務の弁済及び清算に係る費用の支払による費用の額は,金○○円である。
1.平成○○年○○月○○日から平成○○年○○月○○日までの期間内に取り立てた債権の総額は,金○○円である。
1.現在の残余財産の額は,金○○円である。
1.平成○○年○○月○○日,清算換価実収額金○○円を,定款第○条で定めるところにより,国庫に帰属させた。」
相談員 鈴木修
 


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